流行語大賞が発表されたらしいですけど、何が選ばれたんでしたっけ?
待機児童問題の件?
たしかに重要な課題かと思いますが、今年を象徴するのはやっぱりこれでしょう。
ポケモンGO!!!
世界中で話題になりましたよね!!
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やったことないですけど…(ボソッ)。
ゲームといえば、家の中にひきこもって黙々とやるという印象がありますが、このゲームは外に出てスマホを使って遊ぶんですね。
時代はかわるもんですね。
自分の中ではゲームといえば
・ファミリーコンピューター(イーアルカンフー!ロードランナー!グラディウス!マッハライダー!ファミコンウォーズ!)
・ディスクシステム(メトロイド!ゼルダの伝説!)
なのですが…。
最近のゲームはおもしろいのでしょうか。多分、ついていけませんね。
さて、このポケモンGOですが、外で遊ぶゲームということで、運動(歩行)の習慣がついて、健康面の改善が期待できるのでは?という説もあるかと思います。まあ、自然な考えですよね。
そこで、でました。
BMJクリスマス!
Gotta catch’em all! Pokémon GO and physical activity among young adults: difference in differences study | The BMJ
BMJ 2016;355:i6270
へぇ、ポケモンGOのダウンロード回数5億ですか、すごいですね。
米国のiPhone6使用の若者18~35歳が対象
オンラインアンケート調査で歩数データを集めたようです。
調整因子など細かいところはすっとばしましょう
ポケモンGOプレイヤーvsノンプレイヤー
さて、結果は?
原著Fig1,Fig2参照
1日あたりの歩数が1000歩くらい増加しています(第一週)
(時速4km/hで1歩0.8メートルとして計算すると、約1000歩の増加は1日11分の歩行追加となり、WHOが推奨する週あたり150分の歩行の約半分となります。)
が、しかし…
第二週、第三週と徐々に歩数の差は縮まって…、
第六週で、その差は1日100歩くらいまで減少し、結局、ポケモンGOをやってない人とほぼ同じレベルに…
世界中に知れ渡った新世代ゲームも結局飽きられてしまう、ということでしょうか。
新しい健康グッズを購入したところ最初は家族中で取り合いになるくらい大人気だけど、1ヶ月もたてば見向きもされずリビングの隅っこに転がっている。
そんな感じですね。
もちろん飽きずに続けていて、良い運動になってるよー!という人もたくさんいると思いますが、思ったほどの影響力はなかったようです。出先で暇なときにやるというノリの人が多いのかなぁ。
個人的には、運動促進より、親御さんとお子さんとの話題づくりとして活躍してそうな印象があるので、ポケモンGOと家庭内コミュニケーションの関係を検討してみて欲しいなと思ったり。
ポケモンGOで親子の会話が増えるのなら良いんじゃないかなと思います。
ポケモンGOやってないし、子供もいないっていう自分の勝手な想像ですけど。。。