pharmacist's record

日々の業務の向上のため、薬や病気について学んだことを記録します。細心の注意を払っていますが、古い情報が混ざっていたり、記載内容に誤りがある、論文の批判的吟味が不十分であるといった至らない点があるかもしれません。提供する情報に関しましては、一切の責任を負うことができませんので、予めご了承ください。

(素人だけど)お金の話をしよう  ビットコイン

どうも最近、仮想通貨だとかそういう話をちらほら耳にします。
自分はお金の話とかまったくわからなくて小学生にも負けるのではないかというほどの知識しかないのでこれから書くことはすべてデタラメってことになると思うので、読むのをやめるか、ボケの連発ショーと思って読んでください。

ビットコインっていうのが仮想通貨のなかで一番有名…なんですかね?
去年の後半くらいにはじめて知りました。

単純に「超、儲かったよー」とかいう話を聞くと、「なぬっ!?(目が$マーク)」て思うでしょうし、「将来のためにきちんと勉強して財産管理を」みたいなことを言われると、お金のことをなんも考えてないだなんて意識低いカスだわねと言われてる気がして、なんかやらなきゃってなって手を出す人もいるんでしょうか(さすがにそんなノリの人はいない)

結論から言うと、自分は買いません(買うっていう表現が正しいのかもよくわかってないが)
今から、タイムマシンでさかのぼれるなら買っていたかもしれませんが、まったく興味のない自分の耳にも入ってくるくらい話題になってから参入しても遅いのでは?という超絶素人発想。


仮想"通貨"って言うけど、このビットコインの信用の裏づけっていうのはなんなんでしょうね。
みんな大好き、紙切れ一枚の諭吉様に価値があるのは、日本政府っていうか日本経済というバックグラウンドがあるからですよね(しらんけど)。
ビットコインは、結局、円とかドルというお金に交換してってことだと思うので管理主体というか発行者というか…そういうのはいないってこと?誰も取引しなくなったらどうなんだろう(それともそんな事態にはなりえないってこと?)。

ちょっと、いろいろ見てみると、
決済時の税率がめっちゃ高いって聞いたけど、そこんとこどうなんでしょう。
損したらチャラだけど利益が出たら税金とられるんですよね(あたりまえだけど)
他のギャンブルもそうでしょうけど、その税率がビットコインは高いってこと?
一方、ビットコインで取引するときの手数料は安い?みたいな話も出てきて、自分の頭は混乱してきました。

自分のような一般人は取引とかそんなのとは無縁なので、前者のほうを調べてみると、これのことかな?
No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係|所得税|国税庁
ビットコインは、物品の購入等に使用できるものですが、このビットコインを使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となります」
税率っていうか、ビットコインで儲けた分はまるまる所得税の対象となるってことですかね。
サラリーマンも確定申告しなきゃってことですよね。めんどくせ。
ビットコインは雑所得扱いで利益の半分が税金だそうですので、株で儲けたときよりも率が高い。なんとまぁ、吸い上げますねぇ。


まあビットコインをはじめるとしたら、儲けるにしろ損をするにしろ、けっこう時間を費やすことになるような気がします。いろいろ気になるでしょうから、変動とか毎日チェックするでしょうしね。その時間がもったいないような…。

もちろん大昔から参入して大儲けした人たちは勝ち組だと思いますよー。そこはもう「羨ましい!」という感情以外なんもないです(沸き起こる妬み嫉み…)

いつピークがくるのか、まだまだ伸びるのかっていうところが気になるところではありますが、いつかは弾けるんじゃないかって気がします。マネーゲームはつねに先手を打てる人たちだけが儲かるんじゃないかなぁ。
もう遅いのか、まだ間に合うのか…。

なんとなくですが、ビットコインで儲かってる人たちは、今のこの時期、ビットコインをやるといいよって勧める傾向にあるような気がするんですが気のせいでしょうか(価値が上がりだす前に教えてくれればいいのにィィ!)。
そして、その話を信じて、参入していく人も多いのではないかと。

いくらなんでも、全員がおいしい話なんてないですよねぇ。誰かが得をして誰かが損をするようにできている。

ビットコインの信用は、大勢が取引してくれるってことで得られるとすれば、なんも知らん素人が大勢参入してきてくれたほうが古巣の人たちにとってはビットコインの価値が上がって、"おいしい"ってことなんじゃないかと思うのですが、間違ってますかね。

ビットコインで儲けた人たちにすすめられてビットコイン始めるってのは、
製○メーカーの弁当会での話を聞いてそれを鵜呑みにして…以下略
ていうのと似ている気がする(COIがあるっていう意味で)のですが、気のせいでしょうか。

ビットコインは危険だからやらないほうがいいよって人たちの意見も聞いたほうがいいでしょうね。
まあ、そういう人はたいていやってなかったりするんですよね。

まあ、なにはともあれ
オススメする人たち、やめとけって人たち…
どっちを信じればいいんだァァァ!てなりますね。

素人の自分がビットコインどうしよってことを考えたときのこの気持ちはとても大事だなと思いました。

おそらく非医療従事者が賛否両論の健康情報をぶっこまれたとき、こういう感覚に陥るんでしょうね。
やっぱり素人が医療情報を評価するのって難しいですよ。バックグラウンドの知識も経験もなにもないわけですから。
風邪に抗生剤は不要!という声が高まってきている一方で、風邪ひいて受診したら抗生剤を飲みましょうって処方されるわけです。
結局は、誰の言葉を信じるか、ってことになります。
一般の方々にとっては、HPVワクチンだって結局は誰の言葉を信じるか、ですよね。多くの人々はWHOの声明なんて読んでないし、村中さんのジョンマドックス賞の件も知らないわけです。
難しい問題ですね。誰の言葉を信じるか…。なんだかんだで一般の方々にとって新聞やテレビの影響力は強い気がします。

さて、いつかこのブログを読み返して、
ビットコインはじめとけばよかったァァァ!てなるのか、
やめといてよかったァァァ!てなるのか、
どっちでしょうねぇ。。。

無症状/軽症インフルエンザのウイルス排泄期間

以前、地域医療ジャーナルでインフルエンザワクチンについて書きました。
インフルエンザワクチンは打つべきですか? / 地域医療ジャーナル

もはや何を書いたかちょっと忘れかけているのですが…。
ワクチンに疎いこともあって、この原稿は難産だったという記憶だけが鮮明に残っております。

この原稿について「インフルエンザワクチンは感染を防ぐわけではなく発症を抑えるのが正確な表現ではないか」という貴重なご指摘を頂きました。infectionを感染と和訳したので、ところどころ語弊のある表現をしてしまったかもしれませんが、「インフルエンザワクチンは感染は防げない/発症を抑えるだけ」という言葉が独り歩きすると、一般の方々の認識としてindirect protectionも否定されちゃう印象になりかねないのではないかという懸念もありました。感染を防げないなら他人にうつしちゃうリスクを減らすことなんてできないじゃーん!て。

発症をおさえることができれば、他人にうつすリスクを減らせるのかについて調べずに放置していたのですが、下記の文献がその答えとなるかも。

Viral Shedding and Transmission Potential of Asymptomatic and Paucisymptomatic Influenza Virus Infections in the Community. - PubMed - NCBI
Clin Infect Dis. 2017 Mar 15;64(6):736-742.PMID:28011603

さっそく、Paucisymptomaticというワードがグー○ル先生、英○郎先生、QL○fePro先生と私が活用している翻訳サイトがことごどく全滅…。We○lio先生が、微妙にひっかかって、Pauci-で微量の、という意味らしい…。軽症ってニュアンスですね。
まあ、意味なんて調べなくても定義を見ればなんとなくわかることではあるのですが。

こちらは香港の研究。

研究対象者は…
症候性インフルエンザ患者と家庭内で接触した二次感染者を同定。計235名

症状[fever ≥37.8°C, headache, myalgia, cough, sore throat, runny nose and sputum]に応じて3群に分類
症候性symptomatic (≥2 signs/symptoms):76%
→このうちインフルエンザ様症状が35%、非インフルエンザ様呼吸器症状が41%
軽症paucisymptomatic (1 symptom only):13%
無症候性asymptomatic (none of these symptoms):11%

軽症と無症候性はウイルス排泄期間が短かったとのこと。

どれくらいか?→本文Fig4
https://academic.oup.com/view-large/figure/96295980/ciw84104.jpg

うーむ。これは…。

症状が軽いほうがウイルスの検出期間が短いようですが、無症候性だからといって検出ゼロというわけではないようですね。
症状がなければ、咳などによる飛沫感染のリスクは低いとも考えられますので判断が難しいところではあります。
(これはあくまでウイウス検出期間の比較であって他人にうつすリスクを直接評価したわけではない)

インフルエンザの患者さんと接していると、インフルエンザワクチンを接種した方は、症状が軽くすんでいる方が多い傾向にあるというのが実感できることと思います。ワクチンで症状が軽くなれば(もしくは発症しなければ)ウイルス排泄期間が短くなるので、感染拡大を防げると期待されるものの、他人にうつすリスクがゼロということにはならないということでしょうか。

・ウイルス排泄期間短縮により感染拡大が防止されるのか
・それとも、無症候性もしくは軽症にて感染源となりうる自覚がないことで、感染拡大に寄与してしまうのか

地域医療ジャーナルでとりあげたindirect protectionの論文を見る限りだと、自分は前者だと思うのですが、いかがでしょうか。

この論文の著者は、
無症候性/軽症インフルエンザウイルス感染者による他者への感染の寄与を調査するためにはさらなる研究が必要であるとの結語。

ほんとそうですね。とても気になります。

個人的には、
家庭内などにおける密接なシックコンタクトのある方は、症状がなくても感染源となりうる状態にあるかもしれないという自覚を持って、人混みをさけたり、寝たきりの高齢者などハイリスク患者さんとの接触を避けたりして頂いたほうがいいのかなと思いました。

まあ、難しいところではありますが…。

ぜひ、感染症専門の方々の意見を聞いてみたいところですね。

お酒の話をしよう! コカレロ(Cocalero)

みんな大好き、アルコールの話をしましょう。

といっても、お酒に詳しいかというと自分はまったくの無知。
かつて会社の上司が飲み会で、「魔王」という名前のお酒のビンを片手に練り歩き、部下に注いでまわるという恐ろしい光景を居酒屋で見て、いろんな名前のお酒があるんだなぁと思った次第ですが、日本酒とか焼酎とかまったくわかりません。
魔王ってなんですかね、焼酎?

ちなみに私はビールも飲めません。あれ美味しいの?
チェイサーだとウォッカトニックとかスミノフアイスとか飲みやすくて好きですが、食べ物だけでなくお酒も好き嫌いが激しいかも。

まあ、そんな自分が今回ご紹介するのはコカレロCocaleroです。
うんちくは知らないし興味もないのでググりませんが、最近、クラブでちらほら目にします。
渋谷の某クラブはCOIバリバリって感じで猛プッシュしてますね。

クラブで友達と乾杯っていうと、基本、ショット(a.k.a.ちっちゃい酒)です。
となると、選択肢はテキーラテキーラテキーラ…そして泥酔という危険コース。
数年前からイエガーマイスターというのもプチ流行で、いまでもちらほら見かけます。
イエガーは赤黒い色をした薬草みたいな味で、ショットグラスではなく試験管に注いでくれるのでちょっと妖しいテンションになりますが、白シャツにイエガーこぼして「うわぁ!これ、落ちないヤツ…」ってなったりして最近あまり飲んでません。
ぶっちゃけテキーラほどまずくないにしろイエガーもあまり美味しくはないですね。個人の感想ですが…。
でももしかしたら医療系の方々は試験管ショットでアガる人もいたりして…(そんな人はいない)

そこで登場したコカレロ。
もちろんこれもショットでいきます。
イエガーと同じく薬草みたいなんですが、こちらは薬臭いっていうよりはミント系?っていうか…、さっぱりと甘いって感じでとても飲みやすいです(だからこそ危険という気も…)。
ショットでいくので、おそらくアルコール度数も高いんでしょうけど、飲みやすいので、最近お気に入りのお酒ですね。
"そういう場所"に行ったら、ぜひ飲んでみてください。

余談ですが、ショットっていうと、デーブルにダンッてやって飲むんでしょ?とクラブに行かない人たちから言われるんですが、クラブでそんな飲み方してる人って見たことないですね。あれってどこの世界の人たちがやるんでしょうか…。テレビの中だけの話じゃないの?って思っちゃいますね。