pharmacist's record

日々の業務の向上のため、薬や病気について学んだことを記録します。細心の注意を払っていますが、古い情報が混ざっていたり、記載内容に誤りがある、論文の批判的吟味が不十分であるといった至らない点があるかもしれません。提供する情報に関しましては、一切の責任を負うことができませんので、予めご了承ください。また、無断転載はご遠慮ください。

音楽の話をしよう AOKI Takamasa × Boiler Room

いやー、わたくし、ピアノ的ななにかを買いました。
キーボードっていうんでしょうか。やっすいやつです。でも、音の強弱はつけられます。

なぜ急に!?って話なんですが、理由はこれですね
音楽の話をしよう Aphex Twin - Avril 14th - pharmacist's record

Aphex TwinのAvril 14thをどうしても弾きたかった。
それだけ。

ピアノなんて習ったことないので、無理な気もしますが、子供のころ実家にあったピアノをジャジャーン、ジャジャーン!と殴り弾いていたので、鍵盤には触れたことがあります!

まだ練習中なので、そのうち弾けるようになったらツイキャスあたりで独演会でもしようかな。

それはそうと、
職場で「ピアノを買った」と告げると、爆笑されるのはなぜですか?
そのことを告げてから、ずっとニヤニヤされるんですけど。

タラランタラランと弾けるようになったら、だれも笑わなくなるはずだ!


さて、そんなわけでピアノ練習中なわけですが、ひさびさにDJ mixを聴いてたら、度肝を抜かれました。
そうそう抜かれないですよ、度肝は。

ピアノ曲も素敵ですが、やっぱり自分の根っこはDJなんだなと思いました。
やはり自分が好きなのはディープでミニマルなハウスなんだなと。
そう思わされた最高のMixがこちら。

youtu.be

なんと、いつのまにかAOKI TakamasaさんがBoiler Roomに登場してました。

やっぱ好きすぎる!
超超かっこいい!
海外のDJよりかっこよくないですか?

もうほんとびっくりしました。
まさに自分が思い描く理想形って感じです。

ネットで聴けるDJ Mixとしては、ここ数年でこれがベストじゃないかって気がします。
こんなすごいものが再生回数たった1万とかありえない!
再生回数もっともっと増えて欲しい!!!

てことでご紹介させていただきました。

語彙力がなさすぎていかにかっこいいか伝え切れていない気がしますが、ぜひヘッドホンで聴いてみてください。最高です。

東京のクラブで回すことがあったらぜったい行きたいなぁ!

ラニナミビルのIgloo trial

今週は世界抗菌薬啓発週間だそうです。

AMRの川柳大会第二回もはじまるみたいですね。自分はセンスのカケラもないので思い浮かびませんが。。
第2回 薬剤耐性あるある川柳 | かしこく治して、明日につなぐ~抗菌薬を上手に使ってAMR対策~


さて、というわけで、抗菌薬…ではなくて、今回はインフルエンザの話です。
バロキサビル旋風が巻き起こり、賛否が分かれているようですね。

それはそうと、ずっと気になっていたラニナミビルのPhase2のIgloo trialなんですが、ネガティブだったという情報は得ていたんですけど、いつになったら結果が見られるんだろう…と待機していたところCinicalTrials.govのサイト(NCT01793883)に結果が発表されていました。
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ClinicalTrialsのサイトによると試験参加したのは639人
試験完了は、40mg、80mg、プラセボの順に、201名、204名、204名。
Lost to followupは、5名、1名、3名

で、一次評価項目のインフルエンザ緩和時間のところ
Overall Number of Participants Analyzedが67名、75名、89名

有効性の解析は、Intent-to-treat-infected (ITT-I) populationってことなので、インフルエンザと確定した人だけを解析したってことですかね。
こんなに少なくなるものなんでしょうか。

まあ、なにはともあれ、緩和までの時間に差がないです。
用量が少ないとかそういうレベルじゃない感じ。

日本の成人用量は40mg
海外ってことで80mgもやってるのにこの結果…。

この薬は、1回吸入で終了なので、薬局の投薬カウンターで吸ってもらったりするわけですが、もしかしてあまり効いてない感じなのでしょうか…。
我々は、吸入指導のときに、ゲフッとインフルエンザウイルス入りの咳を浴びたりしているわけなんですが…。

まあ、この試験だけでどうこうってわけではないかもですが、まあ、こういう試験結果もありましたよ、ということで。


さあ、私が言いたいのはエビデンスの話ではありません!
ここからが本題です!!!!

ラニナミビルって子供でも使えるじゃないですか。
で、吸えるかどうかを判断するためのピンク色の容器の笛みたいなのありますよね。
その笛を吹いてもらった結果、「吸える」と判断されて、処方された微妙なラインの年齢のお子様…、意外とちゃんと吸えません。
笛が吹けるのと、(子供にとっては)得体の知れない吸入薬を吸えることは同じではありません
吸引力はあっても、吸いたがらないっていうケースはけっこうありませんか?
笛は吹けても薬を吸うのは嫌だとダダをこねるお子様もいらっしゃいます。
(そこで、混雑時に流れが止まる…。待っている他の患者さんもイライラ、お子様が言うことをきいてくれなくて親御さんもイライラ…。)

小児科学会の指針(http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/2018_2019_influenza_all.pdf)によると、1~4歳については「吸入困難と考える」、5~9歳については「吸入が出来ると判断された場合に限る」とのことですが、この「吸入できるかどうかの判断」が難しいですよね。。。

ラニナミビルは単回吸入なので、失敗もできないですし、5~6歳の小さいお子様には向いてないような気がしてしまうのは私だけでしょうか…?


さてと、
またインフルエンザの季節がやってくるんですねぇ…。
嫌だなぁ…。
自分も気をつけないと。

って、いま、これを書きながら26時を回りましたが、なぜか自分、裸ですね。
どうりで寒いわけだ…。
さすがにちょっと寒くなってきたので風邪ひかないよう気をつけます。

ねこでも読める医学論文 第3話「認知症治療薬の有効性」 地域医療ジャーナル2018年11月号 vol.4

cmj.publishers.fm

地域医療ジャーナルです。

いやー、最近、なんか忙しいですね。
われながら頭が亀スピードなので、時間がいくらあっても足りない(嗚咽)

さて、「ねこでも読める医学論文」です。
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(↑主人公「みに丸」の図)

まだ第3話ですか…。もっと長くやっているような気もしますが。

今回は認知症治療薬を取り上げました。
時事ネタとしては古いですがフランスのお話を導入部として、第3話スタートです。

ラストシーンの"新人薬剤師みに丸"の悲劇はほぼノンフィクションです。
どうかお楽しみくださいませ。