pharmacist's record

日々の業務の向上のため、薬や病気について学んだことを記録します。細心の注意を払っていますが、古い情報が混ざっていたり、記載内容に誤りがある、論文の批判的吟味が不十分であるといった至らない点があるかもしれません。提供する情報に関しましては、一切の責任を負うことができませんので、予めご了承ください。

ポリ医療情報の世の中ですね

ポリファーマシーに注目が集まっていますが、個人的には“ポリ医療情報”こそ問題だよなぁと思います。

テレビやネットでさまざまな医療情報が溢れかえっていて、健康に気を使ってらっしゃる方々にとっては何を信じればいいんだ!?みたいな感じで振り回されているんじゃないでしょうか。

医療情報の取り扱いとしてクライテリアを考えました!

1.出典(参考文献)があきらかでない医療情報は読まない。

以上です(笑)。


“当社のデータでは”
“最先端の研究であきらかに…”
みたいな文言が入っていても関係ありません。
引用文献が記載されていないなら、自分は読みませんね。
ふわっと流し読みするかもしれませんが、仮説止まりです。

発信者が誰かという点もクライテリアには入りません。
大学の偉い先生だろうと医師だろうと薬剤師だろうと、出典をあきらかにしてないならちょっと微妙な気がします。
すみません、暴論かもしれませんが、医療情報をプロとして発信したいなら何を根拠にした情報なのか書くべきだと思います。

もちろん医療者の経験に基づいた医療情報の発信も勉強になりますし、とても重宝しますが、自分は経験則による情報であると認識した上で参考にさせていただくのであまり問題とならないのですが(ヘンなことが書かれていればわかる)、一般の方々にとっては、判断が難しいんじゃないかという気がします。
医療者の経験則による情報発信をどう捉えるかは、意見が分かれそうですね。
自分にとってはとてもありがたい情報発信なのですが…。

経験則に基づいた情報だよ、と一言記載して頂ければ良いかと思うのですが、それだと明らかにズレているものでも、発信できてしまうということになり、それを一般の方々がどう解釈すればいいかというと、うーん…どうでしょう。
結論がでないので医療者による経験則に基づいた情報発信は保留とさせていただき、クライテリアにはいれませんでした


で、このあとが大事なのですが、一般の方々がインターネットや本で気になる医療情報を見つけたとしましょう。

あとはプロの出番だと思います。
かかりつけ医もしくはかかりつけ薬剤師にお見せして、これってどうなんでしょう?と聞いてみると良いと思います。出典が掲載されていればすみやかに原著論文をチェックできます。ただ、忙しい外来の中、原著を吟味する時間はとれませんので、宿題とさせていただくことになってしまうであろうことはご了承ください。


個人的にはそういう調べものはぜひ薬局にお任せくださいって感じなんですけどね。
あの薬剤師に聞けば間違いないって信頼を得れば、かかりつけ薬剤師に指名してもらえるんじゃないですかね。


さて、偉そうなことを書いてしまった気がしますが、自分のブログの内容はどうかというと自信がなくなってきました汗
とくに初期のころは、医学論文の吟味が薄っぺらすぎて…すみません。
削除したほうがいいかなぁとも思うのですが、振り返ってチェックする時間がなくて…。
このブログの内容の吟味については、ぜひとも原著の確認もあわせてお願いいたします(すみません!)。