pharmacist's record

日々の業務の向上のため、薬や病気について学んだことを記録します。細心の注意を払っていますが、古い情報が混ざっていたり、記載内容に誤りがある、論文の批判的吟味が不十分であるといった至らない点があるかもしれません。提供する情報に関しましては、一切の責任を負うことができませんので、予めご了承ください。また、無断転載はご遠慮ください。

薬の飲み合わせ 第2回 「乳がん治療薬と骨粗しょう症治療薬」 地域医療ジャーナル2018年2月号 vol.4

cmj.publishers.fm
地域医療ジャーナル2018年2月号でました。

私は前号に引き続いて、飲み合わせシリーズです。

ガイドラインには併用しないように、と載っているけど、添付文書には一言も書いてない…。
ムムム…。
これいかに。

まあ、ご存知の方も多いでしょうけど、興味のある方はご一読ください。


今回、他の記者さまの記事で気になったのはかぜの研究「かぜの時、お風呂に入ってもいいですか? 」です。
そ、それ!!自分も知りたかったやつ!!!と飛びつきました。
自分も調べたことがあるのですが、この答えになるような論文がまったく見つけられなかったんですよね…。
入浴といった日本ならではの習慣については、国内の文献を漁らないとだめか…と思いました。
内容についてはここでは触れませんので、気になった方はぜひ記事をご覧ください。


さて、最近は自分の時間をなるべく自分の好きなように使うようになりました。
これが良いことなのか悪いことなのか…。うん、悪いんでしょうね。
医療者たるもの日々勉強しなくてはならないのです。
そうはいっても、なにごとも人それぞれのペースというものがありますからね。
無理は禁物。それにつきます。

そもそも好きなことをするのは心地がいいですよ。
たったいま、つくりかけのまま放置していたDJ MIXのSetlistを完成させたので、近日中に録ろうと思います。ブログをはじめてからしばらく録ってなかったかも。2~3年ぶり?ひさびさだ~。ワクワクが止まらない。
曲を掘りまくってクラブ行きまくって感性抜群だったころにつくったMIXには程遠い出来になるでしょうけど、「ふぉおおお!なにいまの流れ、超ヤバい!」とひとりで騒ぎながらつくっているので、自分を楽しませてくれる内容になること間違いなし。
はやくとりかかりたいですね。

音楽の話をしよう 『Metamorphose』復活してくれないかなっていう件

もう何年前になるでしょうか。
伊豆で開催されていたメタモルフォーゼという野外クラブイベントが大好きでした。
土曜の夜からの開催なので、週6フル勤務でも、遊びに行けるという素晴らしいスケジュール。

このイベントの何が凄かったかって、やっぱりラインナップでしょう。
HISTORY / GALLERY : METAMORPHOSE | メタモルフォーゼ
いろんなジャンルのアーティストがブッキングされてましたが、改めて見ると凄いですね。。。オーガナイザーのMAYURIさんのセンスが抜群。
好きなバンド以外はガン無視っていうフェス(サ○○ニとか)と違って、メタモの場合は「どのステージに行けばいいんだァァ!」とタイムテーブルを見て、頭を抱えてました。

個人的に一番印象に残っているのは、メタモ09のときのRichie Hawtinですね。
あれは、本当に凄かった。リッチー、本気だなって思いました。
"spastik"に歌モノの"yeke yeke"をかぶせるという鬼仕様(※かぶせ方がヤバかった!)でメインステージが噴火したのは忘れられない。DJってこうでなきゃっていう最高のブチ込みっぷりでした。いやぁ、勉強になりましたね。いえ、あんなMixは真似はできないですけど…。
Youtubeで"Richie metamorphose 2009"と検索すれば聴けます。Pt.6がすごい!

メタモ09はほんとにすごくて、他にもHenrik Shwarz,Dixon,Ameという今となってはレジェンドクラスの3人が集まったInnervisions、交通事故で亡くなってしまったNujabes(涙)、などなど。最高に楽しかった。。
リッチーで燃え尽きてしまい、大トリのTANGERINE DREAMの頃には完全にぶっ倒れていました。
あと寝ッ転がりながら聴いたLotusとかもすごくよかったですね。
Lotusみたいな踊れる生音も素敵だなー。大昔のCANみたいな。


あとメタモといえば、Manuel Göttschingを招聘したっていうのが有名ですかね。
たしか、メタモでManuel GöttschingのE2-E4のライブが世界初披露されたんじゃなかったかな。
当時、Manuel Göttschingの存在を知らなかったのですが、凄いアーティストの存在を教えてくれてありがとう!て思いました。

このE2-E4は1984年発表。
アルバムなんですが、収録曲数は1曲です。
ジャーマンミニマルって感じでしょうか。
ちょっとウィキってみると、この作品、当時は酷評されたみたいですね。
まあ、そりゃそうです。本当に凄いものは、同じ時代の人たちに受け入れられないんでしょうね。
音はいたって単調で、当時受け入れられなかったのも納得という感じです。
ですが、ミニマルな展開でありながら、微小な音の変化によって、色彩がめまぐるしくかわっていきます。同じモノに見えるのに、その景色はいつのまにか移り変わっていって…、そしてどっぷりのめりこんでいってしまうのです。
まあどっちかというとチルっぽい感じですね。クラブでアガるっていう感じの音楽ではないですが、すごい世界観ですよ。
このE2-E4がその後のDJに与えた影響は計り知れないみたいで、20年以上経過してから、異国の島国(日本)から壮絶なラブコールを受けて、初ライブ披露ということになるんだから音楽って凄いなあと思います。

メタモ終焉から5年。
気づけばミニマルは廃れて、EDM(EBMではない。Electronic Dance Musicのほう)とかが流行りだして、最近は何が流行っているんでしょう?ぜんぜんわからない。
悲しいことに今年でタイコクラブも終わってしまうらしいです。嗚呼…。
この先、どうすればいいのか

誰か楽しい野外フェスを立ち上げてくれないかなぁ(切実)。
勝手に条件を
1.野外
2.オール(日が暮れてから~朝まで)
3.遠すぎない(都内から2~3時間程度)

やっぱメタモが再始動してくれればいいんだけどなあ。。

(素人だけど)お金の話をしよう  ビットコイン

どうも最近、仮想通貨だとかそういう話をちらほら耳にします。
自分はお金の話とかまったくわからなくて小学生にも負けるのではないかというほどの知識しかないのでこれから書くことはすべてデタラメってことになると思うので、読むのをやめるか、ボケの連発ショーと思って読んでください。

ビットコインっていうのが仮想通貨のなかで一番有名…なんですかね?
去年の後半くらいにはじめて知りました。

単純に「超、儲かったよー」とかいう話を聞くと、「なぬっ!?(目が$マーク)」て思うでしょうし、「将来のためにきちんと勉強して財産管理を」みたいなことを言われると、お金のことをなんも考えてないだなんて意識低いカスだわねと言われてる気がして、なんかやらなきゃってなって手を出す人もいるんでしょうか(さすがにそんなノリの人はいない)

結論から言うと、自分は買いません(買うっていう表現が正しいのかもよくわかってないが)
今から、タイムマシンでさかのぼれるなら買っていたかもしれませんが、まったく興味のない自分の耳にも入ってくるくらい話題になってから参入しても遅いのでは?という超絶素人発想。


仮想"通貨"って言うけど、このビットコインの信用の裏づけっていうのはなんなんでしょうね。
みんな大好き、紙切れ一枚の諭吉様に価値があるのは、日本政府っていうか日本経済というバックグラウンドがあるからですよね(しらんけど)。
ビットコインは、結局、円とかドルというお金に交換してってことだと思うので管理主体というか発行者というか…そういうのはいないってこと?誰も取引しなくなったらどうなんだろう(それともそんな事態にはなりえないってこと?)。

ちょっと、いろいろ見てみると、
決済時の税率がめっちゃ高いって聞いたけど、そこんとこどうなんでしょう。
損したらチャラだけど利益が出たら税金とられるんですよね(あたりまえだけど)
他のギャンブルもそうでしょうけど、その税率がビットコインは高いってこと?
一方、ビットコインで取引するときの手数料は安い?みたいな話も出てきて、自分の頭は混乱してきました。

自分のような一般人は取引とかそんなのとは無縁なので、前者のほうを調べてみると、これのことかな?
No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係|所得税|国税庁
ビットコインは、物品の購入等に使用できるものですが、このビットコインを使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となります」
税率っていうか、ビットコインで儲けた分はまるまる所得税の対象となるってことですかね。
サラリーマンも確定申告しなきゃってことですよね。めんどくせ。
ビットコインは雑所得扱いで利益の半分が税金だそうですので、株で儲けたときよりも率が高い。なんとまぁ、吸い上げますねぇ。


まあビットコインをはじめるとしたら、儲けるにしろ損をするにしろ、けっこう時間を費やすことになるような気がします。いろいろ気になるでしょうから、変動とか毎日チェックするでしょうしね。その時間がもったいないような…。

もちろん大昔から参入して大儲けした人たちは勝ち組だと思いますよー。そこはもう「羨ましい!」という感情以外なんもないです(沸き起こる妬み嫉み…)

いつピークがくるのか、まだまだ伸びるのかっていうところが気になるところではありますが、いつかは弾けるんじゃないかって気がします。マネーゲームはつねに先手を打てる人たちだけが儲かるんじゃないかなぁ。
もう遅いのか、まだ間に合うのか…。

なんとなくですが、ビットコインで儲かってる人たちは、今のこの時期、ビットコインをやるといいよって勧める傾向にあるような気がするんですが気のせいでしょうか(価値が上がりだす前に教えてくれればいいのにィィ!)。
そして、その話を信じて、参入していく人も多いのではないかと。

いくらなんでも、全員がおいしい話なんてないですよねぇ。誰かが得をして誰かが損をするようにできている。

ビットコインの信用は、大勢が取引してくれるってことで得られるとすれば、なんも知らん素人が大勢参入してきてくれたほうが古巣の人たちにとってはビットコインの価値が上がって、"おいしい"ってことなんじゃないかと思うのですが、間違ってますかね。

ビットコインで儲けた人たちにすすめられてビットコイン始めるってのは、
製○メーカーの弁当会での話を聞いてそれを鵜呑みにして…以下略
ていうのと似ている気がする(COIがあるっていう意味で)のですが、気のせいでしょうか。

ビットコインは危険だからやらないほうがいいよって人たちの意見も聞いたほうがいいでしょうね。
まあ、そういう人はたいていやってなかったりするんですよね。

まあ、なにはともあれ
オススメする人たち、やめとけって人たち…
どっちを信じればいいんだァァァ!てなりますね。

素人の自分がビットコインどうしよってことを考えたときのこの気持ちはとても大事だなと思いました。

おそらく非医療従事者が賛否両論の健康情報をぶっこまれたとき、こういう感覚に陥るんでしょうね。
やっぱり素人が医療情報を評価するのって難しいですよ。バックグラウンドの知識も経験もなにもないわけですから。
風邪に抗生剤は不要!という声が高まってきている一方で、風邪ひいて受診したら抗生剤を飲みましょうって処方されるわけです。
結局は、誰の言葉を信じるか、ってことになります。
一般の方々にとっては、HPVワクチンだって結局は誰の言葉を信じるか、ですよね。多くの人々はWHOの声明なんて読んでないし、村中さんのジョンマドックス賞の件も知らないわけです。
難しい問題ですね。誰の言葉を信じるか…。なんだかんだで一般の方々にとって新聞やテレビの影響力は強い気がします。

さて、いつかこのブログを読み返して、
ビットコインはじめとけばよかったァァァ!てなるのか、
やめといてよかったァァァ!てなるのか、
どっちでしょうねぇ。。。