最近、正義感ってなんだろうなぁ…と物思いに耽ることがあります(ほんの5秒程度だが)。
上記の、ねこたちのやりとりで書いた通りなんですが、批判という矢が飛び交う中で、関係ない人たちにもグサグサと突き刺さっている気がするのです。
とある人物の、悪いとされる発言や行動に対する批判の声の中には、一部の人たちの特性を侮辱するような差別的発言が混じっていたりすることもあり、批判の対象とはほとんど関係ない人たちが傷ついてたりすることがあって、もうなにがなにやら…。ここは戦場なのか…?と。
正義感のあまり、暴言を放ったりしないように気をつけなくてはいけませんね(自戒を込めて)。
正義感はめちゃくちゃ強いけど、客観性や思いやりに欠けていると暴走してしまうのかなぁ…
ほどほどの正義感と、"思いやりたっぷり"がいいのかもしれませんね(自戒を込めて 2度目)
あとは、価値観の違いからくる意見の衝突も過激になってるような…。さまざまな価値観がある中で、意見がぶつかることはあるだろうと思うのですが、ぶつかり方が流血沙汰のデスマッチに見えます。
さまざまな価値観がある中でお互いを尊重しあった社会が求められており、「多様性」というワードをちらほら耳にしますが、
「自分の価値観を認めて欲しい!」(多様性を認めて欲しい)
「自分の納得できない価値観は一切認めない、許さない!」(多様性は認めない)
これが見事に混在している印象です。
もちろん多様性といっても、他人を傷つけるようなことはよくないので、どんな価値観も許されるわけではないと思うのですが…。
とくに人命にかかわるデマについては何とかしないといけないですよね。この問題についても嘆かわしいことに、有効な手立てが見つからず、いくら医療従事者が声をあげても、一部の人たちはデマを信じている状況にあります。
その点についてもちょっと気になっていることがあって、かなり激しい論調でデマを非難している方も多いのですが、はたしてこれが有効なのかどうか?という議論もありますよね。
明らかにNGな医療関係のデマを叩こうとして、「怪獣が現れた!やっつけろ!」と激しい攻撃を繰り返していると、その怪獣の味方をするヤツがわらわらと集まってきて、戦争は拡大…。怪獣はさらに強くなって、世の中を脅かす存在になる…。
そして、激しい戦いを眺めている外野から見ると、どちらがウルト●マンで、どちらが怪獣か区別できない。
挙句の果てには、どっちも怪獣に見えてしまう…。
やはり、間違ったことを指摘するときには、口汚い言葉は避けて、やさしく指摘してあげた方がいいのでしょうね。ただし、「そんな甘っちょろい指摘など跳ね除けられるに決まってるだろ!」というご批判もあることでしょう。こればっかりはどうしたらいいのか私にはわかりません。どうなんでしょうね…。
なるべく多くの専門家がひたすら正しい情報を発信しつづけるしかない。と個人的には思うのですが、長い戦いになりそうな予感…。
さて、頭の整理をと思ったのですが、結局、なにが言いたいのかよく分からなくなってきました。
まあひとつ言えるのは、SNSやテレビを見てて、なんか嫌だなと思ったら、距離を置くことをオススメします。