登場人物の設定はこちらからお願いします(→ねこでも読める医学論文 スピンオフ企画 エピソードゼロ第1話「ねこが教えるグラフを見るときの注意点」 - pharmacist's record)
★すみません!書き忘れました!
薬の名前はアで始まる名前だったような…という母ちゃんの情報も追加で!
薬情:薬剤情報提供書の略。写真つきで、薬の効能や注意事項が書いてある
※アムロジピンは影響が少ないという報告もある
カルシウムブロッカー(CCB)とグレープフルーツジュース - pharmacist's record
えー、お察しのとおり、ミルクボーイさん、M-1優勝おめでとう企画です。
みんなおもしろかったし、M-1は決勝進出者はみんなすごいと思っているので、M-1トリビュート企画ですね。
ミルクボーイさんの基本スタイルは引用(a.k.a.パクり)できるなと思って、勢いでつくってみました。
でもね、これあるあるなんですよ。
「細長い薬」とか「赤い薬」とかね
そんなこと言われても特定できませんので、「みに丸」の母ちゃんみたいにちゃんとお薬手帳を携帯してほしいです。
とある医師が言ってたのですが、医師は基本的に薬の実物を目にすることはほとんどないので、自分が処方している薬の外観を把握してないことも多いそうなので、医師に説明するにあたってはなおさら薬の名前を伝える必要があります。
薬剤師は薬と毎日接してますが、だからといって外観だけでは特定できませんから要注意。似たような薬は山ほどありますから…。
ジェネリック医薬品の薬の名称は、
【成分名「メーカー名」】
なので、メーカー名のほうを薬の名前だと勘違いする患者さんもたまにいらっしゃいます。
アムロジピン「メーカー名」の場合は、「アムロジピン」が名前だとわかると思いますが、
たとえば、球形吸着炭細粒「マイラン」と書いてあったら、患者さんはマイランを薬の名前だと勘違いしそうですよね。
ちなみにアムロジピンをつくってる製薬会社さんや、アではじまるジェネリックメーカーということで使わせてもらった「アメル」さんとは利益相反はありません。ネタにしてすみません…。
最後に、どうしても盛り込みたかった疑義照会ネタ
何年たっても疑義照会がらみのイザコザは多いです…。
そもそも医師によって考え方が違います。
「○○と▲▲の併用はオススメしない」とその科の専門の医師が言ってる一方で、
他科の医師が○○と▲▲を併用してて、必要だからかぶせて処方してるんだろうけど処方せん入力ミスって可能性もゼロではないかな…と思って疑義照会したら、激怒されたり…。
もうほんと泣きたくなりますよね。
疑義照会についてはこちらをご覧ください。疑義照会ってスクリーニング検査みたいなもの…ではないでしょうか?
"疑義照会"の感度と特異度について - pharmacist's record
さて、話を戻しますが、患者さんにお伝えしたい!
外観を説明されても、特定できません。どうか薬の名前を!
スマホに写真をとっておくのもアツいと思いますよ!!