pharmacist's record

日々の業務の向上のため、薬や病気について学んだことを記録します。細心の注意を払っていますが、古い情報が混ざっていたり、記載内容に誤りがある、論文の批判的吟味が不十分であるといった至らない点があるかもしれません。提供する情報に関しましては、一切の責任を負うことができませんので、予めご了承ください。また、無断転載はご遠慮ください。

熊本大学で講演させていただきました!

このたび熊本大学さん(熊本大学大学院 生命科学研究部 薬剤情報分析学分野)より、講演のご依頼をいただきまして、薬局における論文情報の活用についてビジアブ(ビジュアル・アブストラクト)の使い方を交えて研究室でお話ししてきました!

熊本ってめっちゃ遠いぞ!と思いきや、なんとオンラインで繋げてお話しできるのですッ
噂のzoomってやつですね!
使い方がいまいちよくわかっていないのですが、そこは大学の先生方におまかせでヨシ!


ということで私はひたすらスライド作成。
今年、コロナ以前に某所でちょっとだけお話しましたが(勉強会でお話ししてきました! - pharmacist's record)、半年経っただけでパワポの使い方を忘れてしまいました…(記憶力 ナシ!)

日本の未来を担う薬学生さんたちに伝えたいことを盛り込んだ結果、スライド100枚越え…(計画性 ナシ!)
1時間以上、お時間をいただくことに…(時間調整能力 ナシ!)

スライドが出来上がって、どんなふうに喋ろうかな〜なんて思っていたら、同僚から緊張しないんですか?と心配され、むしろ楽しみ!と余裕ぶっこいてたのですが、いざ当日になったら緊張しました(肝っ玉 ナシ!)

zoomにログインしたら、まだゼミの途中だったのですが、難しそうなスライドが映ってて、「うわぁ、難解な話をしている!」って膝が震えだしましたよ。生まれたての小鹿みたいになりましたよ。


いざ講演が始まり、スライド3枚目くらいで、すでに口の中がカラッカラに乾ききっており、口の中にバウムクーヘンを放りこまれたかのように、口腔の水分がぜんぶ持っていかれておりました。バウムクーヘンだけでなく、"緊張"によっても口の中の水分が持っていかれるんですね。

さて…、まあ始まってみれば、伝えたいことをがんばって喋るだけなので、そんなに気にならなかったですけどね。

リアルと違ってオンラインだと反応が見えないのでやりづらいんじゃないかと懸念していたのですが、小窓が2〜3個あって先生方が映ってたので、これはマジでありがたかったです。表情が見えなかったらやりづらかったでしょうね。


ちょっとだけスライドをご紹介
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きっかけのスライド…
どうでしょう、ツイ廃のカガミじゃないですか?

ツイッターはバカ発見器とか言われたりしますけど、優秀な人や頑張っている人を発見できるツールでもあるわけです。私は新しい世界への扉が開いたので、ツイッターありがとう!と思っています。上手にこういったSNSを利用して欲しいですね。


具体的な活用事例についてはこんな感じ(一部伏字)
いろんなネタをご紹介しました。
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そして、こんな感じで、ビジアブをつくっていく過程を紹介しました。
論文の記載内容とつけあわせながらビジアブのひな型に書き込んでいく過程をスライドにしたので、こんなふうに作っているんだぁ~ってのがおわかりいただけたはず。

事例については、薬局での日常を臨場感たっぷりに伝えられたんじゃないかと。
実際は、ガイドラインとか添付文書には載ってないようなことばかり質問されるんですよね~…
そんなときにはやっぱり論文情報は激アツですよってなわけです。


そんなこんなで緊張もしましたが、楽しくお話しできました!
自分はあまりこういった経験をせずにオッサンになってしまったので、いまさらではありますが良い経験になりました。
貴重な機会を与えていただいた熊本大学の先生方に感謝です!m(._.)m