pharmacist's record

日々の業務の向上のため、薬や病気について学んだことを記録します。細心の注意を払っていますが、古い情報が混ざっていたり、記載内容に誤りがある、論文の批判的吟味が不十分であるといった至らない点があるかもしれません。提供する情報に関しましては、一切の責任を負うことができませんので、予めご了承ください。また、無断転載はご遠慮ください。

ありがとうございますッ!!(『ビジアブ50』増刷御礼)

唐突ですが、10月に発売された著書が増刷決定となりました。

お買い上げいただいた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!
職場では、その印税で焼肉に行こう!というあたたかい祝福の言葉をいただきました。


……さて、発売されてから、もう1ヶ月以上経つんですね(遠くの空を眺めながら)
読者の方々の反応はどうなんだろうかと「ビジアブ」でエゴサーチをするのですが、ムスリムの女性が頭髪を覆い隠すスカーフ(ヒジャブ)の画像がたくさん出てきました。
それじゃない。
自分が知りたいのはビジアブの行方なんだ。


そこでこんなブログがあるよと知り合いの先生から教えていただきました。
pharmacists-memo.blog.jp
ビジアブで論文の内容をまとめてくださったみたいです!
手書きのビジアブもいいですね!
自分の手で描いた方が記憶に残りやすいのではないかと思います。

※追記〜〜〜〜〜〜〜
なんと、さらにおすすめ本としてご紹介いただきました(号泣)
https://pharmacists-memo.com/visual-abstract/
ありがとうございます!!

こちらの先生(ツイッターアカウント名:オータム先生)のブログに掲載されているビジアブはめちゃくちゃオシャレでデザインがかっこいいです。す、すげぇ…!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

他にもご紹介していただいたブログを!
↓取り上げていただいた先生方に感謝ですッ

syuichiao.hatenadiary.com
ご紹介ありがとうございます!
青島先生との出会いがなければ、私がブログを書くこともなかったですし、本書を執筆することもなかったと思います。
とても多くのことを学ばせていただきましたし、今後もたくさん勉強させていただきますッ!


ruruuun.hatenablog.com
ご丁寧なレビューをありがとうございます!
「MCIDの記載」についてのご意見ありがとうございます。
たしかに!
スコアが評価項目となっている場合にはMCIDもチェックしたほうがいいですね!

MCIDというのはminimal clinically important differenceの略で、臨床的に意義のある最小の差のことです。スコアの評価などで用いられます。
MCIDについては気になった項目でしか述べてませんでしたが、モンテルカストの項目(38ページ)、外用ステロイドの項目(159ページ)で記載したのがMCIDですね(MCIDというワードは使いませんでしたが汗)。

あと、
「本のカバーを外すと、文中のイラストが勢ぞろいするところが気に入っています。」
とのことですが、ありがとうございます。
そこに気づいてくれましたか!!!
自分もこのデザイン気に入っています。カバーを外してない方、ぜひ中身を見てみてください!


というわけで、私の本を読んでいただけてとても嬉しいのですが、やはり原著論文も読んでいただきたいですね!

自分はDJをやってたことがあるのですが、「こんなかっこいい曲があるから、フロアでかけてみんなに聴いてもらいたい!」という気持ちでセットリストを考えてました。
これって同じなんですよね(ぜんぜん違うとのご指摘もあるかもしれないけど)

臨床研究を行った先生方の成果をもっと大勢の医療従事者に届けたいという想いがあります。
臨床研究を行って論文を執筆なさっている方々はいわば音楽のプロデューサーです。素敵です。かっこいい!
自分はDJとして、こんな曲があるよ!と広めたいですね。

息を吸って吐くように、誰もがあたりまえのように論文を読む世の中になったら、このブログの需要はなくなるでしょう。
現時点ではまだそのような世の中になっていないので、細々と続けていこうかと思っていますが、医療従事者ひとりひとりが自分で原著論文から情報を収集するようになって欲しいですね。