pharmacist's record

日々の業務の向上のため、薬や病気について学んだことを記録します。細心の注意を払っていますが、古い情報が混ざっていたり、記載内容に誤りがある、論文の批判的吟味が不十分であるといった至らない点があるかもしれません。提供する情報に関しましては、一切の責任を負うことができませんので、予めご了承ください。

薬の飲み合わせ 第7回「片頭痛の薬をもらいにきた患者さん」 地域医療ジャーナル2018年7月号 vol.4 「わかりあうほう」

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7月号でました。

私の連載は、飲み合わせシリーズ第7回です。
この記事のイントロを書いたのは1ヶ月以上前なのですが、7月を目前にして30度越えの猛暑到来を予言していたかのごとく夏フェスとかお盆について書いてますね。
あ、べつに梅雨がはやく明けることを予想していたわけではなく、ただ単に、夏フェスに行きたいし、お盆休みをとりたいし…、ていうかただ単に休みとりたいし、働きたくないしっていう…、ただそれだけの話です。

今回はですね、タイトルが片頭痛患者さんってことなのですが、もう1本、相互作用ネタ(クラリスロマイシンがらみ)をとりあげています。原著論文読んでびっくりしましたよ~。

薬剤師のみなさんは添付文書を読みますよね?
相互作用の項目として、併用禁忌とか併用注意とか定められていますが、違和感を感じたことはないでしょうか?

併用禁忌ってなに?
併用注意ってなに?
どういう基準で定められているの?

研究結果をみたら、ちぐはぐな感じがすることないですか?

えっ!?この研究結果を踏まえて併用禁忌、もっとヤバめなこっちの相互作用は併用注意…。な、なんで?
…みたいな

併用注意も侮れないですよね。
おそらく、今、この相互作用を評価したら、併用禁忌扱いじゃなかろうか…。
な~んてこともありますよね?

そんな話を書いてます。
別に添付文書のことなんか触れるつもりはなかったのになぁ。なんでだろう。。。
ちょっと集大成的な感じで締めたかったというのも一理あります。
というのも、今回で「薬の飲み合わせシリーズ」はいったん終了。個人的にはこのシリーズは処方提案っぽい内容にもなっていて、楽しく書いていたのですが、次回からはもっとおもしろそうな連載を予定していますので乞うご期待!


ちなみに、7月号でひとつ新連載が開始となっています。
医療情報を読み解くための国語ゼミ 第1回:帰納の問題と逆接の接続詞 / 地域医療ジャーナル
なんと国語ゼミ!!!
医療情報を読み解く国語力!!?

どういうことだろう…と思っていたのですが、原稿を拝読して「おおお!!」と唸りました。
これはすごい連載がはじまりましたね。
こんな視点はいまだかつてなかったんじゃないかと思います。びっくり~。
今後の展開に注目ですね!